靴は何足も持っているけど、履いていくのはいつも同じ靴になってしまう。
左足はちょうどサイズがピッタリなんだけど、右足はちょっときつくて靴ずれになる。
買ったときにはきちんとサイズを合したのに、履いてみるとどうもサイズがきつい。
デザインは気に入ってるのに、歩くと足がつかれる。
・・・など、なかなか靴選びって難しいですね。
そんな悩みを少しでも解消する、アドバイスをしたいと思います。
靴は服に合わせて選びましょう!
買ったのに一度も履かない靴や、2~3回履いただけの靴をしまい込んでいませんか?
なぜ履かないのかと言うと、結果としてサイズが合わないというのもありますが、主な原因はその靴に合わせる服を持っていなかったからだと思います。
基本的に靴は自分の持っている服に合わせて選ぶものです。
どんなにその靴が気に入っても、それに合わせる服がなければ履く機会はなくなります。
靴を買うときは、どの服に合わせて履くのかのイメージをしながら買いましょう。
「人間の足は左右でサイズが違います!」
左右の足のサイズが両足とも同じ人は、1,000人に1人の割合でしかいません。
ほとんどの人が左右の足で、5~10mm程度の大きさの違いがあります。
したがって、左右の足のサイズは基本的に違うという認識を持ってください。
ということは、靴を選ぶときには片足だけのサイズ合わせで選んではいけないということです。
まずは、自分はどちらの足のほうが大きいのかを知りましょう。
そして選ぶときは大きい足のほうに合わせて選んでください。
小さい足のほうがその靴だと大きくて歩きにくい場合は、サイズ調整付属品がありますので、それで調整してください。
靴を買うときは時間帯を選びましょう!
人間の足は朝起きたときが一番小さくて、家に帰ってきたときが一番大きくなっています。
それは血流の関係で、朝起きたときは足がむくんでなくて、歩き回って家に帰ってきたときが最もむくんでいるからです。
午前中のほとんど歩いていないときと、夕方のかなり歩いたときとでは、1サイズ近く(長さで5mmぐらい)の違いがでます。
したがって靴を買うときの時間帯は、夕方から夜の時間帯が適しているということです。
踵の高さや底材のクッション性を意識しましょう!
デザインが気に入ってサイズも合っているのに、少しあるくと疲れてしまう。
原因は2つ考えられます。
一つ目は踵の高さが高すぎるか、低すぎるかです。
人間の足の構造は、4.0cmの踵の高さが最も疲れないようにできています。
この高さよりも高ければ高いほど、低ければ低いほど、歩くと疲れがでます。
つまり9.0cmのハイヒールも1.0cmのペッタンコの靴も、同様に疲れるわけですね。
ウォーキングシューズの踵の高さが4.0cm前後になっているのは、この原理からきています。
二つ目は靴の内側の底材や底本体にクッション性がないからです。
底材にクッション性がない靴は足への負担が大きく、少し歩くとすぐ疲れて、足を痛める原因にもなります。
靴を選ぶときは、ただサイズを合すだけでなく、少し歩いてみて自分の足へのフィット感や、底材のクッション性を確認しましょう。
足のサイズは自分で思いこんでいるだけで、本当の自分のサイズを知っている人はほとんどいません。
一度、シューフィッターという資格を持っている人がいる靴屋さんに行って、正確に測ってみてください。
そうすると、本当の自分のサイズ(足の長さと足の幅)がわかりますよ。
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