日本で開催されたXゲームズ千葉大会では、スケートボード男子ストリート競技が最終日にゾゾマリンスタジアムで行われました。
この競技には、日本勢を含む15人が出場しました。
Xゲームズ千葉大会スケボー男子ストリート:小野寺吟雲、13歳で歴史を刻む
競技方式は、1人2回の45秒間のランで、高得点を競い合うものでした。
そして、この競技において、13歳の小野寺吟雲選手が素晴らしい演技を披露し、Xゲームズ初優勝を飾りました。
小野寺選手の最初の試技では、序盤から高難度の技を次々に決めています。
そして、残り10秒あまりで階段14段分の手すりを使う大技に挑戦します。
助走をつけて大きくジャンプし、縦回転させた板を手すりにうまく当てて滑らせ、最後には後ろ向きの体勢で着地さえ見事に決めました。
彼は技と技のつなぎの滑りなどを手堅くまとめ、終了後には両手を挙げて喜びを表現し、90.33点の高得点を獲得しました。
2回目の試技ではミスがありましたが、小野寺選手は他の選手も得点を伸ばせなかったため、悠々と逃げ切りました。
今年2月には、12歳で世界選手権で銅メダルを獲得した小野寺選手は、日本のファンの前でも存分に実力を発揮しました。
インタビューでは、「みんなが応援してくれたから頑張れた。
自分の技を全て決めること、自分に勝つことを考えていた」と笑顔で振り返っています。
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