大晦日を家で過ごされてる方、恋人とのデートや家族での旅行などで外で過ごされている方とそれぞれでしょうが、年越しそばはどこで食べるのでしょうか?
そもそも、みなさんは年越しそばをちゃんと食べているのでしょうか。何だか昔ほど年越しそばというものに、それほど執着が無くなっているような気もするのですが、やはりこちらも年内の大事な行事のひとつです。
しかも大晦日の行事となれば、一年を締めくくる最後のイベントです。今年もコタツの中で家族みんなでそばをすすって一年を締めくくりたいですね。
年越しそばの意味を再度確認!
いろいろな諸説がありますが、何は無くともお蕎麦は細く長いことから、家運・寿命を伸ばし、長続きさせるという願いを込めていただく物なのです。
または、食べる際に歯切れのいいことから一年の災厄を断ち切るという意味もあります。起源も鎌倉時代にまで遡り、年を越せない貧しい人たちにそば餅を振舞うと翌年から運気が上がってきたことから始まっているようです。
やはり日本ならではの“伝統”を受け継いできているめでたい行事のひとつとして、是非年越しそばを頂きましょう。
お蕎麦は温そば?冷そば?
どちらでも構わないようですが、私は断然冷そばがお薦めですね。寒い季節に食べるので、温かいお蕎麦をフーフーしながら食べるのも風情がありますが、暖かい部屋で冷たいざる蕎麦をズルズルと一気に味わうのもまた風情があってよろしいかと思います。
また、自分で作るか出前を取るかでも別れるところかと思いますが、我が家では毎年自炊派です。昼過ぎからゆっくり準備し出して、大晦日の早めの夕食として一杯。そして、除夜の鐘が鳴るころに締めの一杯、という感じで食します。
最近の年越し蕎麦事情?
この時期になるとテレビでも年越し蕎麦のCMが流れますが、日清のどん兵衛は人気があるようですね。昨年、CMの力に負けましてどん兵衛を無性に食べたくなり、買いに出掛けたのですが・・見事なまでに陳列がゼロでした。
何軒か回ってみましたがどちらも同じでした。やはり人気のある商品なんだなと感じましたが、年越し蕎麦をインスタントで済ます人もかなりいるんだなと感じました。
ちなみに昨年の年越しに食べたい即席カップそばのアンケートでは、1位にどん兵衛の鴨だしそば、2位に緑のたぬきの天そば、3位にどん兵衛の豚ねぎそばとなっているようでした。
年越しそばもカップ麺なんて・・と言う人もいますが、それはそれで違った形でいいかと思いますけどね。
私の嫁の実家は年越しそばは毎年カップ麺だったそうです。
我が家の年越しそばレシピ
毎年、年越しそば作りは私の担当で、めんつゆを薄めて雑煮用の細かく切った鶏肉と長ネギを入れ、味がしみこむまで1時間ほど弱火でグツグツ煮込みます。
鳥肉の油が程よくめんつゆの出汁となり、簡単・シンプルですが、とてもおいしくいただいています。翌日の雑煮用として沢山作るのですが、毎年売り切れます。
麺はスーパーの生麺を購入し、1~2分ほど茹でたらお湯を切り、どんぶりへ!
仕込んでおいためんつゆをかけるのですが、忘れてはいけないトッピング!エビのてんぷらを2尾入れるのですが、こちらもスーパーで購入するので冷え切っています。
そのままめんつゆを入れると温度が下がってしまうので、軽く温めてからつゆをぶっかけます。食べ終わる頃にはエビの衣がめんつゆに浸ってつゆまでおいしくいただけます。
結婚して初めての大晦日。毎年カップ麺だった嫁は、旨すぎてビビっていました。
是非、お試しあれ!
さいごに
年越しそばは基本的には大晦日の内に食べれば、いつでもいいようです。
朝から三食蕎麦でも構いませんし、逆にこの日のために敢えて蕎麦を食すのを避けてきて、年内最後の食を年越し蕎麦にするというのもいいかと思います。
そばと言えば沖縄そばも独特なそばですが、沖縄の方々は年越しはもちろん沖縄そばなのでしょうね。また、香川県では年越しうどんで新年を迎える地域もあるようですし、その他にも年越し鰯など地域によってはさまざまな形の“年越し行事”の形があるようです。
コメント