自衛隊就職の道。採用試験から何が支給され、どのような訓練があるのか!?

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年の瀬も押し迫って来て、受験生にとってはいよいよ追い込みの準備に取り掛かっている人も多くなってきてる頃だと思います。

せめて、年末年始くらいは勉強も忘れてゆっくりさせてあげたいと思うのですが、なかなかそうも行かないようです。

受験生のみなさん、風邪など引かぬよう頑張ってください!

また、春から新社会人のスタートを迎えるべく就職活動に追われている人もたくさんいらっしゃるかと思いますが、就職先は無事に決まったのでしょうか。

そんな中、就職先のひとつに安定した国家公務員である自衛隊への就職(入隊)にも人気が集まっているようですね。

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どうすれば入隊できる?

まず自衛隊の採用試験を受けなければなりません。

よって、まずはそのための手続きが必要となります。各県の各地区に地方協力本部(通称で地連と言う)があるかと思いますが、そこへ出向くのがベストだと思います。

年間を通して募集しているはずですので、興味のある方は一度そこで話を聞いてみるのもいいかと思います。そこで願書がもらえますので、そこに必要事項(学歴や職歴、個人情報等)を書いて申し込みます。

その後連絡があり、指定された場所に赴き、筆記試験と身体検査、面接を受けてもらいます。そこで無事に合格をもらえると採用という流れになります。

この際に、体力テストはどうしよう?と悩む方もいるようですが、安心してください!入ってませんよ、です。自衛隊の場合、体力は後からどれだけでも付いてきます。

いざ!駐屯地へ

合格後、まずは自衛官になるための教育を受けるべく、教育隊へ入隊します。入隊するのは自分だけではありませんので、他の人たちと一緒に部隊へと向かいます。

その際に地連が準備した車で一緒に行くか、自分で出向くかになります。着隊すると再度身体検査等があって、同時に必要な事務手続きなどが行われます。

制服・戦闘服・その他必要なもの(まとめて官品と言います)が支給されますが、それら全てに名前を縫いつける作業が待っています。これがまた地味にしんどいです。。

確か着隊して翌日だったと思いますが、頭をバリカンで丸められますのでオシャレなどとは先におさらばしてた方がよろしいですよ。それからしばらくして、入隊式を終えていよいよ訓練開始となります。

ここから3ヶ月間の教育隊での訓練を受けることになります。ここでは陸上自衛隊をモデルに書きますが、この3ヶ月間でいろんな意味で自分を知ることが出来るかと思います。社会人になるための第一歩目の勉強だと思って頑張ってください。

どんな事をするのでしょうか

前期の3ヶ月間の教育隊では、基本教練を中心に行われます。敬礼に始まり、隊列の作り方や行進等々やるべきことはたくさんあります。

しかし、敬礼ひとつにとってもその角度や向きなどものすごく細かい所まで指導されるので、簡単に考えていると痛い目を見ることになるかも知れませんので注意して取り組みましょう。

この間に、小銃の授与もあります。前期教育訓練期間の中で、一番緊張する厳かな時間になると思います。

当然一人に一丁ずつ授与されますが、物が物だけに注意事項も勿論ですが、これを手にする意味というのを話してくれます。しっかりと一言も漏らすことの無いよう聞かなければなりません。

自分が自衛官になったと強烈に痛感すると思います。

無事に3ヶ月間の訓練を終えると、自分の希望する職種を決めることが出来ます。

しかし、必ずしも自分の希望する職種へと配属される事もないので、第二、第三希望まで準備しておきます。どうせなら折角の陸上ですから、普通科を挑戦されてみることをお薦めします。

しかし、そこから後期の3ヶ月間の教育訓練が待っていますので、普通科へご希望の方はかなりの覚悟を持たれることが必要になりますよ。鬼のような3ヶ月間を過ごすことになります。

さいごに

以上、半年間の教育訓練を終了したら各中隊へと正式に配属されます。

ここまで来ると着隊したばかりの頃とは比べ物にならないくらい体力が付いているはずです。自分でも自衛官らしくなったかなと思えるはずです。

ここからは先輩隊員たちと一緒に衣食住を共にしながら、連日の訓練を励むこととなります。基礎体力、格闘訓練、射撃訓練などすべき事はたくさんありますが、いつ起きるか分からない災害に備えて準備・訓練を怠ることは一切ないでしょう。

世の中にはたくさんの職種の仕事があります。それぞれの場で働いている方々は皆、その仕事のプロなのです。自衛隊も然りで、国民を守るプロなのです。部隊での訓練は厳しいものになると思いますが、強いプロ意識の持てる「職業」のひとつだと思います。

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