自転車は立派な車両です

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自転車は軽車両の分類に入るということは、自動車免許を取得する際に一度は勉強したことがあると思います。自転車のみならず、その他にも荷車やソリ(馬車と牛車など)もそれに該当します。当然、車両ですので自動車と同じように道交法の適用対象になりますので、安全のための義務や罰則も厳しく制定されています。街中に出てみると、自転車が多く走っていますが、そのほとんどが何かしらの“罰則”の対象となる運転をされています。乗れば車両、下りて引けば歩行者扱いとなる自転車。そこをちゃんと守ることが出来れば、更に安全で便利な乗り物になるはずですけどね。

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軽車両(自転車)に適応される罰則は

一度、これで職質を受けている方を見かけた事がありますが、絶対にダメなのが飲酒運転です。飲酒運転に対する罰則は懲役3年以下または50万円以下の罰金となります。これは平成14年の道交法改正を受けて、車と同一となりました。その他にも信号無視や一時停止無視など車と同様に適用されるものはありますが、普段良く見かける状況で違反に該当するものは、手放し運転・スマホを使用・傘を差すなどのながら運転・子どもを前後に二人乗せ・二台以上で並走などなど数多くありますが、この辺を厳しく取り締まるというのは現実的にはなかなか難しいものがあるのではないかと思います。ここは自転車を利用される方々のモラルにお願いするしかないのかも知れません。

実際に走ってみると

実際に道路を走行するときは、車両通行帯が設けられていない道路では左端を走り、設けられている道路では最も左の車両通行帯を通行しなければなりません。ロードバイクで左側通行帯を走っている方を良く見かけますが、正直怖いですよね。ほとんどのロードバイクの方の運転はちゃんとしているのですが、車を乗っているドライバーから見て怖いなと思うこともあるわけです。私も自転車で走っているときに、すぐ側から車が通って行ったりされるとドライバーさんからどういう風に映っているのか不安になったりするときがあります。車を運転して、同じように自転車を運転してみると、それぞれの立場からの見え方が分かります。車道が交通量が多いときには、ルールよりも安全を優先して歩道を走りましょう。その場合でも、歩道を通行する上で、歩行者の通行を妨げない速度と方法で進行しなければならないという規則に沿って走行しなければなりません。当然、歩行者が多ければ、下りて引きながら歩行者として通行すべきですね。

自転車にも歩行者にも優しい配慮を

実際に歩道を走行すると気付くのですが、歩行者の方にも自転車の走行自体を快く思われていない方はいらっしゃいます。すごいスピードで走行していたり、やたらベルを鳴らしたりする自転車乗りの方もいますので、やはり悪いイメージが先行してのことかも知れません。車で車道を走行する際には充分注意して運転しているはずですが、自転車は運転していても、自分は歩行者なんだという感覚の方が強くなりがちなってしまうのかも知れません。本来なら車道、歩道とは別に自転車道が全てに整備されていれば素晴らしいのですが、日本の道路事情からしてもなかなか厳しい状況ですね。自転車、歩行者ともお互いが一言交わすくらいの気持ちがあるといいかも知れませんね。

さいごに

歩道を走っていると分かりますが、無駄に駐輪している自転車の多さが目立ちます。それを避けようとして歩行者とぶつかりそうになったりすると、歩行者からすれば自転車があるが故にということになり面白くありません。現在、各地で駐輪について様々な対応がなされています。大規模な公共施設としては、葛西駅の周辺では地下に4~5千台規模で収容できる駐輪場もあります。またタワー式であったり機械式であったりとその需要に伴い、場所を変え品を変え多方面で工夫がされているようです。年末に掛けて道路工事も多くなってきますが、車の交通の便も大事ですが、歩行者や自転車にも優しい街づくりを是非お願いしたいですね。

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