住まいの選びの有効な方法

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新年や新年度から、大学に進学したり、就職したり、転職や転勤、結婚などで新しく住まいを探す人も多いことと思います。賃貸にしろ、購入にしろ、住居費は最も大きな支出の一つです。できるだけ、自分の希望に近い住まいを探す方が、後々便利です。

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住まい探しは余裕をもって

年末から年度末にかけては、不動産の動きが大きくなる時期で、戸建やマンションの価格も上昇する傾向があります。その前の秋の段階なら、豊富な物件がお手頃な価格で見つかります。賃貸も、年明けの早い段階から探し始め、気に入った物件を手付だけでもしておくのがおすすめです。年度末ぎりぎり(3月)では、良い物件はどんどん売れて行って、あまり気に入らない物件に決めないといけないということになりかねません。3月は、退去するシーズンでもあるので、良い物件が急に出てくる可能性もあるのですが、いつ出てくるか分からず、不確実です。

立地、価格、広さ

住まい探しをする上で、物件の立地や価格、広さ、間取りなどは重要な項目となってきます。しかし、注文住宅でもない限り、すべての点で希望通りの物件は、なかなかありません。どこかで妥協しないと、どんどんなくなっていくので、「これだけは譲れない」という優先順位を決めておくことが必要です。トータルで70~80点ぐらいの物件があれば、決めてしまうのがおすすめです。100点の物件は滅多にありませんし、例えあったとしても、住んでみないと分からない欠点があるかもしれません。逆に、最初は70点だった物件でも、慣れて気にならなくなったり、暮らし方を工夫することで、点数がアップするかもしれません。l

複数回

長年住む住まいは、できれば住環境の良いところが望ましいものです。可能なら、昼と夜の景色や周辺環境や、夏と冬など、複数回チェックしておくと確実です。昼は静かだけれども夜は酔っ払いで騒がしいなど、時期によって環境が変わるかもしれないからです。また、住まい探しも、できれば複数の不動産業者を回って紹介してもらうと、より希望に近い物件が見つかります。例え同じ物件であっても、昔からの不動産業者の場合は、周辺環境などの詳しい情報を教えてくれたり、家主に交渉して家賃をまけてくれたりします。遠方から探しに来る場合は大変ですが、1~2泊して探すと、後々の毎日の生活が楽になります。

価格

賃貸の場合、価格と言えば家賃を中心に探すことが多いと思います。しかし、初期費用として、入居する前に、敷金・礼金が家賃1~2か月分と、不動産業者への仲介手数料(家賃1か月分が多い)が必要となってきます。また、最初の家賃を前払いと、引っ越し費用も必要です。トータルで、家賃の半年分ぐらいは必要になってきます。物件によっては、家賃を低めに抑える代わりに、敷金・礼金・更新料を高くしている物件もあるので、具体的に二年住んだらそれだけかかるか、試算する方が正確です。逆に、空き部屋などは、敷金・礼金を無料にしてサービスしている物件もあります。

さいごに

人生の転機で住まい探しをする人が多いことでしょう。生活環境が大きく変わる時期なので、くつろげる自宅は、できれば自分の希望に近いものを選びたいものです。早めに計画的に、十分な情報を集めることによって、より良い物件が見つかります。十分に考察した上で、迅速な決断も必要になってきます。

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