熱中症の対策は!?理由と症状の種類、注意することを総まとめ!!熱射病はどこいった?

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7月は熱中症予防強化月間となります。

梅雨明けの時期にあたる7月は、突如とした気温の上昇に於いては身体が対応できず、例年、熱中症によって病院施設に運ばれる人の数が増大するのであるとのことです。

「わたしは平気」と思わずに、きちんと対処しておいた方が良いでしょう! ここでは熱中症を予防することを目指した予備知識を検証します。

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熱中症はかつては存在しなかった!?

夏になるといろいろと取り扱われる熱中症。

とりわけ運動をおこなっている人はスポーツドリンクをとるように言われていますよね。

でも、アラサー超えのみんなが、幼い子どものうちにおいては“運動をするケースではお水を飲用するとバテるぞ”と聞いていなかったでしょうか?

以前までは運動中は水分をとらないのがお約束だったと思うんですよね。

にもかかわらず今よりも熱中症は少数だったような覚えがございます。旧来の子供さんである程頑強だったというのでしょうか?かつ、熱中症では無くて熱射病なんて呼んでいたんですよね。

現在と過去、なにが異なるというのでしょうか。

日本は毎年暑くなっている?

熱中症が元となる死亡者数は、1993年以前だと年間でおよそ100人を上回るという事はすくなかったのですが、1994年については589人と比較にならない多さに増えたのです。

なぜならば1994年というのは観測史上でも記録となるような猛暑の状態であった年だったのです。全国各地で35℃をオーバーする気温が観測されました。

この年以後、熱中症は年間およそ492人にまで増えてきています。

環境省の熱中症環境保健マニュアルによると、熱中症の加速度的な増加はまず第一に夏期の温度が上がっている傾向にあるということが関与しているとのことです。

いままででダントツに暑かった2013年においては熱中症で病院に搬送された人に関しては5万8729人(6月から9月)となり、この期間の熱中症患者は集計を開始した平成22年から、最大でありました。気温の上昇はもちろん、都市化に影響される輻射熱のインパクトがあげられます。

輻射熱というのは地面だけではなく建物から出る熱を意味し、車の排気ガスであったりクーラー熱のupであったり地面の舗装化、緑とか地面の減少によって年を経るにつれて高くなっているそうです。

このような事より日本の夏は年を経るにつれて、熱中症の危機というのに高くなっているわけですね。ひとつ前の世代の子が頑強だったということではありませんでした。

熱中症って元を正せば何なのだ!?

熱中症と呼ぶのは気温の上昇により体が熱くなってしまって、身体中の水分といったバランスがおかしくなり、体内の機能がうまく動作しなく陥ってしまうことを言うのです。

症状ごとで大きく4つに区分けできるっていうのはご存知でしたか?

熱失神

おもな症状 めまい、短期的な失神

体温が急激に上がったことによって皮膚血管が広がり、下肢に血液が溜まって、脳に対する血の巡りが少なくなることにより、短期的な失神の状態になってしまうのです。

熱けいれん

おもな症状 手足がつる、痛みをともなう筋肉のけいれん

ごっそり発汗すると水分と塩分が体から失われていきます。にもかかわらず、水のみを体に取り入れて塩分を摂取しておかなければ、血液の塩分(ナトリウム)濃度が悪くなって、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんを引き起こします。

熱疲労

おもな症状 倦怠感、頭痛、おう吐

たくさんの汗を流したにも関わらず、豊富な水分の取り入れができていなければ、身体が脱水状態になります。心臓に循環する血液が減少し、心拍出量の下降で循環血液量が少なくなり、脳などの重要臓器に加えて内臓に至るまでの血流が少なくなることによって、めまい、頭痛、吐き気などというような症状が発生したり、身体全体に倦怠感が浸透したり、集中する力や決断する力が低下したりするわけです。

熱射病

おもな症状 意識障害、反応がにぶい、ショック状態

体温が上昇したことがきっかけで、脳の温度も引き上がり、脳の反応に異常が発生した状態になっています。意識障害であったりショック状態になる可能性があります。

かつてよく呼ばれていた熱射病は熱中症に含まれるものだったわけですね。ちなみに、症状の重篤度によって、熱失神と熱けいれんの一部を重症度Ⅰ、熱けいれんの一部と熱疲労の一部を重症度Ⅱ、熱疲労の一部と熱射病を重症度Ⅲというクラス分けも存在します。

熱中症は失命に陥る可能性のある病気なんです

関連をみていくと、熱中症対策として水分ばかりを摂取していれば良いなんてことではないということは納得できますね。更には、前文で触れたとおり、失命に陥る可能性のある病気であったりします。
その中でも心に留めておきたいことが子ども世代と年配者。自分自身が知らず知らずに悪い状態になっていることがあります。周囲の目が気を配るなどして意識しておきたいですね。

それを実現する為にも、知識があるつもりで意外と知らない熱中症のことを、更に調べていきしましょう!

熱中症予防をするためには「暑さ対策法」と「水分摂り入れ」

熱中症は、気温や湿度が高い条件で、身体の中の水分や塩分の安定が失われたり、体温調整機能が効率よく稼働していなかったりなど、身体の中に熱が蓄積されることが原因で発生します。
抑止するようにする為には、なにより暑さを回避するやり方。

気温の高い日については無理することなく、冷涼な所に避難すべきです。湿度の高ささえも関わりを持っており、外の温度がそれほどまでに高くなくとも多湿だとしたら熱中症になる人が増大します。

湿気が多くムシムシするような日は特に気をつける必要があります!
暑くなると人は発汗して体内に蓄積される熱を体外に放出しようとします。たくさん汗をかいたときは、汗で放出した分の水分を適切に摂取することが求められます。

水分を摂取していたとしても脱水症状が発生する!?

発汗するケースでは、水分だけに限らず塩分(ナトリウム)などといった電解質も併せて失われているわけです。このせいで、水分だけ摂取しても電解質が補給されなければ脱水症になってしまうのです。

それに加えて、水分をとっているため喉のかわきを感じることが少ないことによって、知らず知らずに症状が進行しやすくなることだってあります。たくさん汗を流した後は、塩分も一緒に摂取することが重要になります。

わたしの友人は、普段から体を鍛えており、熱射病になるような人は、「鍛え方が足りないのだ!!」と思っていたそうですが、つい先日、運動している最中に脱水症状になり救急車を呼ぶ手前にまでなったそうです。

本人との会話を聞いていると、自分はなるはずがないという過信、また当時はジョギングをしていたそうですが、気温はそれほど高くなく、汗も大量に流すほどではなかったそうです。

しかし、ジワジワと汗はにじむので水分を摂取しながら練習していたそうですが、徐々に身体が重くなるような症状を感じていたにも関わらず、「今日はちょっと調子が悪いな。。。」くらいの意識でいたそうです。

そこから段々と立ちくらみのような「めまい」が生じる感覚になり、ペースを緩めて歩行していたのですが、最終的には目の前が真っ暗になり座り込んでしまったそうです。

幸いにも、ジョギングのコースだったので、他のジョギング仲間に介抱してもらい救急車ざたにはならなかったそうですが、後で調べたところ水分だけしか摂取していなかったことが原因だとわかったそうです。

どれだけの塩分を摂取すればよいのか?

環境省の熱中症環境保健マニュアルを確認してみると、たくさんの発汗があるときには水に加えて、塩分濃度0.1~0.2%程の水分摂取が推奨されております。

塩分濃度0.1~0.2%はどの位なのかといえば、スポーツ飲料などというようなものが該当します。
筋肉のしびれや手足のつりが発症する熱けいれんは、特別に電解質が不足してしまったことが原因で引き起こされる症状となります。そのような時では、生理食塩水(0.9%の食塩水)を飲用することが要求されます。

塩分の過剰摂取にご注意ください!

こちらで留意しておきたい部分は、塩分が要されるのは「たくさん汗をかいたとき」という点。普段のゆるやかな汗などにおいては、食生活の中で十分に塩分を摂取できていることでしょう。

高血圧や心臓病・腎臓病など日常生活で塩分摂取の量を制約されている人が、熱中症予防するために塩分を摂取するのは過剰摂取となる可能性もあるため十分に注意する必要があります。

意識しておきたいことは、熱中症は対策をとっておくことで十分に防ぐことができるという点。間違いのない情報を習得して、気温の高い夏のシーズンすらもバリバリと過ごしましょう!

赤ちゃんを知らないうちに危険な環境に!

さて、ここでは少し話を変えて、自分で対処できない、することが難しい弱者に対する周囲の意識を学びます。

暑い夏でも手軽な理由から、だっこ紐を利用して外出していると、あっという間に赤ん坊も親御さんも汗だく状態になるという経験はありませんか?

そんな理由から、出かけているケースではベビーカーのほうが汗もかかずに良いと判断していませんでしょうか?更には、ベビーカーでの熱中症対策は、日射しよけのみになっていたりしませんか?

夏の晴れた日は、地面に日光が爛々と降り注ぐ影響で、地面のそばに位置するほど地面から反射した熱により気温が上昇します。ある研究所がおこなった測定において、アスファルト路面のケースでは、30.9℃の夏日であればおとなの顔の位置の温度は32.9℃の状況であったところ、ベビーカーの位置の温度だと36.4℃にもなったという結果がある。驚いてしまいますが、1mほどの高さの違いでなんと3.5℃も温度がハッキリと違うんです!

いまいちピンとこないかもしれませんが、海の砂浜でビーチサンダルなしで歩いたときの、まるでバーベキューの鉄板の上を歩いたような、あの感覚を想像すればイメージできるのではないでしょうか?

更にはレインカバーで覆っているケースでも危険度が高くなります。おとなの顔の位置の温度でも曇った天気の温度が25.9℃の状態であったのと比べ、ほんの僅か15分ほどレインカバーを覆ったことで6.7℃も上昇し32.6℃に到達したというのです。 この結果から、何もしなくても体温調節機能が未成熟な乳幼児は特に熱中症を起こしやすく、おとなと比べて重症化するケースが高いといわれています。

私はベビー関連の商品を扱う通販会社と取引をしていた経験もあり、この手の話には一般の方よりもアンテナが高いほうです。

暑い時期はハイチェアのベビーカーが人気を集めますが、ベビーグッズ大手のKATOJIなら理想の商品も見つかるはずです。


人間だけじゃないペットも同じく注意が必要

ペットだって先のベビーカー例と同じく、アスファルトから照り返された熱の影響をダイレクトに受けてしまう位置にいるわけです。更にはペットのケースでは、焼けたアスファルトが原因の火傷する可能性があることにも注意しましょう。

赤ん坊もペットも可能であるなら、日中の間、日差しの強い時間帯をさけたほうが間違いないでしょう。さらに外出するときには、日よけ対策をし、気温が低いあたりを意識しながら移動することも効果的でしょう。

当たり前ですが水分補給はこまめにし、保冷剤などといった身体をクールダウンする対策をおこなうことも忘れずにしましょう。少しであろうと様子がおかしいなと感じたら、できるだけ早く気温が低い場所を探して休憩するよう心がけましょう。

外出だけじゃない!?部屋の中でも発生しやすい場所はこんなところ

それほど明るいうちに家の外に出ない主婦や老人にも、熱中症となっているのはケースはたくさんございます。部屋の中だとしても安全性高いということは決してありません!

とりわけ発生しやすいとされているところは次にあげるようなスポットになります。

風呂場・洗面所

熱中症は気温のみならず湿度も関連してくるのです。湿気も気温が高くなる風呂場などというような場所には注意する必要があります。

とりわけ年配者につきましてはご注意ください。はたまた、近頃の乾燥機つき洗濯機を使用することにより、洗濯機の設置を行っている洗面所においては熱がこもって気温があがるの可能性もあります。

風通しがしっかりとできる、空調で冷却するなどすることで気を付けてください。

寝室

あまり聞いたことがないかもしれませんが、現実として寝ている間に熱中症が発症して、残念なことに亡くなるケースだって発生しています。

特に屋根のそばに位置する部屋は、昼間の外の温度で熱が蓄積される場合もありますよね。

我が家も3階建ての家に住んでおり、寝室は3階なのですが、日中の部屋は灼熱地獄と化します。節電も大事なことなのですが、寝室は適切な温度にしてほしいものです。

トイレ

小さな空間なので蓄熱されやすく、トイレにまでエアコンを付けている家はほとんどないのではありませんか?最近ではスマホをトイレでみる人も増えているようで、ついつい長く滞在する人も増えているようです。

知らず知らずに脱水症状に陥ることは先の話でもおこなったとおりなので、こころあたりのある人は換気を心がけるようにしましょう。

さいごに

悲しい事故を抑止することを願うなら、特に赤ん坊やペットや年配者などという、熱中症の危険性が高い方たちには周囲としても気に掛けることが大切となります。思い出に残る楽しい夏を過ごしていくためにも、対策をきちんとしたいものです。

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