ペットショップで見かける安価なペットフードを見ると、餌代をちょっとでも節約できるのではないかと思ってしまいますよね。でも、そのペットフードは果たして与えても大丈夫なものなのでしょうか。それについて調べてみました。
ペットショップやホームセンターへ行くと、安価なペットフードが販売されているのが目につきます。最近、家計が苦しいので少しでも節約できればと思っている人に取ってはオススメ商品に見えるのですが、その実態は果たしてどういうものなのでしょうか。
そもそも材料に問題がある
ペットフードの材料関連で「3D」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「Dead(死んでいる)」「Diseased(病気の)」「Dying(死にかけの)」の頭文字を取ったものです。こうした動物の肉を材料に使った場合、当然のことながら質は期待できません。
それなのに、なぜ使用するのかといれば、普通だと売り物にならないためコストが低いからです。安価なペットフードはこうした材料を使用してコストを抑えているのです。これがペットの体にいいかというと、まあ言うまでもないですよね。
ちなみに原材料に「ミートミール」と書いてあった場合、こうした質の悪い肉が使用されているということですので、注意しましょう。
添加物が多くペットに優しくない
安価なペットフードは、比較的大きな袋に入っているので、お徳用とみられることもあります。そんなことができるのは、もちろん食品添加物を使用しているからなのです。
中でも酸化防止剤であるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)は発癌性が指摘されている物質ですし、エトキシキンは日本では食品添加物として認められていないほど危険性が高い物質なのです。安価なペットフードにはこうした物質が添加されていることが多いため、危険性の高い添加物をペットに大量に与えることになってしまいます。結果として、ペットの寿命を縮めてしまいかねないのです。
安物には安物になるだけの理由がある
つまり、安いペットフードには安いなりの理由があるということです。いくら安くても大切なペットにこんな危険なものを食べさせられるでしょうか。もしあなたがペットを家族だと考えておられるなら、それなりの値段はしますが、ちゃんとしたものを与えましょう。
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