義理チョコいろいろ

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お正月が終わり、次の大きなイベントは、バレンタイン・デーです。本来は恋人や親友同士で贈り物をするという習慣です。それが日本では、主に女性から男性に贈る習慣になり、さらに日本的な風習として、義理チョコというものがあります。

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義理チョコ

義理で渡す義理チョコとは、級友やクラブの友人、職場の同僚、お得意先など、普段お世話になっている人へお歳暮のような感覚で渡すチョコです。愛情や友情よりもむしろ、義理や義務感が表に出てきます。

悩みどころ

どのような品物を選ぶかと、どのぐらいの価格帯を選ぶかが、義理チョコについて悩むところです。特に最近は、不景気のため、義理チョコも予算縮小や全面廃止という職場があるようです。また、勤務形態の変化も影響しています。

非正規雇用

年々、派遣や契約社員などの非正規で働く人が増え、全労働者の4割を占めるようになっています。昔のように、終身雇用で、ほとんどの社員が定年まで働く職場なら、職場の男性全員に、女性全員がお金を出し合って贈ることも納得できます。

「普段お世話になっている」「これからもよろしく」という気持ちがあるからです。

しかし、三月いっぱいで契約期間が終了する女性からも同額を徴収するのかとか、そもそも短期間のつきあいでは、感謝の気持ちが生まれないという問題があります。

気持ち

そうはいっても、全くなくなるのも寂しい気がします。

バレンタインもお歳暮も、人間関係の潤滑油になる側面があります。バブルのころのように、海外の高級チョコレートとか、ホワイト・デーには三倍返しとか、ブランド物のバッグや宝石を添えるとか、無理をする必要はないでしょう。

不景気なら不景気で、身の丈に合った暮らしをすれば良いのです。無理のない価格のものでも、気持ちがあれば十分だと思います。

むしろ、見栄をはって負担になる額の義理チョコにし、「もったいない」という気持ちから人間関係がうまくいかなくなるのは、本末転倒です。

ボランティア

私が高校のとき、理系クラスだったので、女子が数人しかしませんでした。残り40人ぐらいの男子全員に、女子全員がお金を出して、ちょっとしたチョコレートを贈っていました。

バレンタインではなく、ボランティア・チョコのようでしたが、義理というよりも、友情に近い感覚でした。やはり、贈る気持ちが大切だと思います。

さいごに

義理チョコでも、人間関係を大切にするという気持ちが大切だと思います。価格や形式にこだわらず、無理をせず、気持ちがこもっていれば、贈るのももらうのも嬉しいものです。

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