つげブラシというものをご存知でしょうか?
つげ櫛(くし)の方が聞き覚えのあるものかもしれませんが、櫛とは歯が1列に並んでいるものでブラシは複数列歯が並んでいるものです。
つげの木を職人さんが丁寧に加工して作られているものです。
このつげブラシを使用することで髪の毛のパサつきも無くなり艶が出るため昔から重宝されてきました。
使い方やお手入れ方法などをご紹介いたします。
1.つげブラシの効果
世界的に古くから愛用されてきたつげブラシ。
つげは天然の木から作られているため、プラスチックとは違い静電気の発生量は通常のブラシと比べると数百分の一しかありません。
ですので静電気で傷ついて出来てしまう切れ毛・枝毛・抜け毛などを防ぐ効果が得られます。
パーマやカラー、縮毛矯正などを繰り返し傷んでしまったダメージヘアも静電気を防ぐことでそれ以上のダメージを少なくすることが出来るのです。
また、頭皮へのあたりがとても優しいので、いくら髪の毛をとかしても頭皮へのダメージも少ないです。
乾燥によるくせ毛や毛穴の開閉によってボコボコと縮れているくせ毛も改善していくのでくせ毛によるふくらみも抑える効果もあります。
天然パーマの方などは梅雨の時期や湿度の高い日に髪が膨張しやすいですが、つげブラシを使用することで膨らみにくくなります。
また、つげブラシには椿油を染み込ませて使用するので、普通に髪の毛をとくだけで染み込ませておいた椿油が髪の毛に浸透し、潤いと栄養を与え艶のある髪の毛へと進化させてくれます。
つげのブラシは固く粘り強いので、頭皮のマッサージ効果もあります。
頭の血行を良くし、毛根が丈夫になるので抜け毛も防げます。
特に日本のつげは粘り強さに優れているので、購入する際は国産の物にしましょう。
2.つげブラシの手入れ方法
一般的なお手入れ方法としては、歯の部分に椿油をつけて汚れを浮かせ、歯ブラシやしつけ糸の束などで歯間の汚れを取り除きます。
ブラシ用の汚れを取りなどもお店によっては売っています。
新しい汚れは簡単に落ちますが、頑固な汚れであれば綿棒などで歯間をこすりましょう。
固いものや先のとがったものはブラシを傷めてしまいますので、柔らかいものでお掃除するようにしてください。
浮いてきた汚れはティッシュや柔らかい布で拭き取ります。
汚れを落としたら、お皿などに椿油を入れ、そのままブラシを半日~1日漬けて置いておきます。
余分な油を拭き取ればお手入れは終了です。
手間はかかりますが、つげブラシは長持ちするものなので大切にしていきましょう。
3.使用方法
つげは水に弱いので、濡れたままの状態の髪の毛をとかすのには適していません。
またドライヤーの熱で変形してしまう可能性もあるのでドライヤーの風を当てているときにしようするのも良いとは言えません。
ある程度乾かした髪の毛を頭皮から毛先へとブラシを通すようにしましょう。
髪の毛表面のキューティクルの向きも整っていくので、さかさまにとかすようなことはしないでください。
つげブラシに染み込ませている油が髪全体にいきわたるように丁寧にブラッシングしましょう。
一度に何度も意識してブラッシングする必要はありませんが、頭皮をマッサージするような感じでとかしてください。
頭皮の血行が良くなり顔色も良くなってきます。
さいごに
つげブラシは一本一本が職人さんの手作業で作られているため、全てが高級品質です。
値段もピンからキリまでありますが、プレゼントに贈れば喜ばれることは間違いありません。
折れることもほとんどありませんが、何かの拍子で壊れてしまった場合、修理もしてもらえます。
大事に使えば一生物になりますので、自分に合ったつげブラシを見つけて髪の健康にも気を配りましょう。
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