毎日の仕事に追われて疲れたままの状態で我慢していると溜まった疲れは、やがて大きな体の不調へと変化して行きますよね。そこで、疲れが出てきたと感じたらすぐに、自宅でできる簡単なケアを実行しましょう。日々のストレス改善になるだけではなく心と体を十分にほぐして、疲れを我慢しない体作りへと変えていきます。体力が衰えてきたな、毎日のつらさが増してきたなと感じたら、病院を受診する前にまず、自分で疲れほぐしを行いましょう。
FF物質が疲労の原因
人間の疲労にはFFと言う名前のタンパク質が大きく関わっていることが最近の研究でわかってきました。精神的な疲労、肉体的疲労などで脳に信号を送り疲労へと繋がります。また、赤ちゃんの時に感染したHHV6というウイルスが大人になっても体内に潜伏していて、疲れが溜まると唾液の中にHHV6ウイルスが増殖することもわかっています。
酸味を取ろう
疲れが溜まっている時には、酸っぱいものが食べたくなると昔からよく聞きますよね。酸味には、疲労を取る効果があると言われてきました。最近の研究では疲れ物質を取り除くことができるかどうかはまだ不明とされていますが、体に疲労が溜まりすぎることによる味覚感覚が酸味を求めるのではないかと言われています。
そして梅干やレモン、酢の物などの酸味を疲れた体には、染み渡るのも事実です。体がシャキッとする酸味を食べて回復しましょう。
お風呂でリラックスして眠る
長時間、体に疲れ物質が溜まっていると血行不良になり、体もすっきりしませんよね。血の巡りが良くなると、脳にも血液が循環してリラックス効果も生まれます。40℃のお湯に10分程度の入浴をおすすめします。長く浸かることが苦手な方は、半身浴も良いですね。ゆっくりお湯に浸かることで、疲れた筋肉をときほぐして疲労物質も取り除きます。
体の疲れを取るためには、質の高い睡眠が必要です。ゆっくりと眠りに就くためには、体をほぐすストレッチが効果を発揮します。布団の上で横になって、両手を上げてゆっくりと呼吸を繰り返し伸びます。その後、横に寝たままで足を交互にゆっくりと持ち上げます。10秒で右足、10秒で左足という風に行います。次に片方のヒザを両手で抱えて胸に引き寄せます。その状態を20秒キープしてから反対の足も同様に行います。足に溜まったむくみも取れて、リラックスして眠れますよ。
さいごに
疲れが溜まったままでは、毎日の仕事もつらくなってきますよね。少しの疲れを溜めないように、1日の終わりにはすっきりしたいものですね。
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